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![]() インデックスがいい!w とりあえず1〜6巻まで読んだんですがなかなかよくできていると思います。キャラクターの個性もきわだっていてストーリーの中心である「科学vs魔術」というテーマも目のつけどころがいいな〜という感じでした。 ![]() 「人間のまがい物」「天使のまがい物」「機械のまがい物」 この台詞は作中で主人公ヴァンデミエールが自分を指して言った言葉で、この作品を最も象徴するものです。 舞台はヨーロッパに似た世界。 ヴァンデミエールは美しい少女の姿を持ち、背中に空を飛ぶことのできない翼を持ち、そして魂をも持ってしまった自律胴人形。「創造主」と呼ばれる人物によって造られ、決して自由を得ることができない「人形」の彼女はその永遠のような時間の中で自らの運命に対し、時に逃避し、時に抗い、時に諦め、完全な自由と自立を求め様々な時代や土地を旅していく。 大まかなあらすじはこんな感じです(大まか過ぎか?)。この「ヴァンデミエールの翼」は、「なるたる」や現在IKKIにて連載中の「ぼくらの」などの作者鬼頭莫宏のデビュー作。 全編を通してのテーマはヴァンデミエール=葡萄月=革命歴=フランス革命の名のとうり『自由と自立』。それを『飛べない翼』や『魂を持った人形』といったメタファーであらわしています。ちなみに僕の好きな話は1巻の第4話「フリュクティドールの火葬」です。 鬼頭先生の作品は全部好きなのですが、なかでもこの「ヴァンデミエールの翼」は傑作中の傑作です。 ![]() サボリ過ぎました。年明けからどうも頭の調子が悪くて完全な無気力脱力状態な今日この頃。年明け早々自分が社会不適合者であることを再認識しました。 あ〜、このままだと今年もまた単位取れないな〜・・・。 では今年一発目は篠房六郎の「ナツノクモ」。 いや〜、いい漫画ですよ、コレは。世界観は前作の「空談師」と同じオンラインネットゲームによる仮想空間なのですが、「空談師」と違うところは現実の世界で様々な問題を抱えている人間をオンラインの仮想空間に作った「ボード」という箱庭に集めて、日常とは異なる人格を演じ、共感していく過程を経て問題を解決していく「ロールプレイ」と呼ばれるセラピーが話の中心にあるという点です。 世界観もストーリーもなんだか身近な気がしてなりませんが・・・。 前作「空談師」がオンラインの匿名性や身体的な無感覚によって生じる倫理性や他者との関係性の有無というテーマをあつかっていましたが、そこに「セラピー」というものを加えることによって、より「現実社会との関係性」というテーマが明確になっています。 てなかんじでまず「空談師」を紹介するべきだということに今更気づきました。 ほんとダメダメですね、僕は。 ![]() 僕が舞城王太郎を知ったのは今から2年程前の秋ぐらいだっただろうか。友人のAから薦められて読んだのがこの「煙か土か食い物か」であった。 読了後、正直言って戸惑った。この小説を認めてしまうことで僕の中にある『小説観』のようなものが崩れていってしまうような気がしたのだ。しかしそれは同時に「新たなる才能」の証明でもあった。今ではそれを素直に認めることができる。 ではいったい何が新しかったのか? それはやはりハリウッドばりの「エンターテイメント性」、ではないだろうか。 過去にも京極夏彦や清涼院流水といったエンターテイメント性に富んだ小説家は90年代に入ってから出ているが舞城が新しかったのは徹底した内面の排除と神聖さの破壊を臆面もなくおこなったことだ。それが「好きな小説家は?」と聞かれたら「夏目漱石」と恥ずかしげもなくそう答えてしまう僕にとって大きな衝撃を与えた。 余談だが昨今舞城王太郎がライトノベルスのなかでの『共通語』になっているという。その差異化ゲームの果てにいったい何があるのか。考えると憂鬱になってくる。 ![]() 人はみな「時間」というものに縛られながら生きている。 しかしその「時間」はそれを受け止める人それぞれでその流れかたに大きなズレが生じるものだ。みんな案外そのことに気が付かない。 「ある日爆弾が落ちてきて」はそんな当たり前のことを僕に再認識させてくれた。 もし死人が蘇り死んだその日の行動を永遠に繰り返す、なんて現象を社会が享受したら・・・。 もし目の前に60年前に時空潮汐爆弾によって投下の瞬間、その当時の姿のままで60億分の1の速さで流れる時間のなかにいる少女がまるで剥製のようにたたずんでいたら・・・。 そんな6つの世界をまるでミニマルテクノのように淡々と、それでいて見事に著者は描いてみせた。 ![]() 記念?すべき第1回は僕の大好きな吾妻ひでお先生の「夜の魚」。 様々な異生物?とセックスをし、仲間と酒を飲み、でもいざ人間の素人の女の子を相手にするとビビって何もせずに終わってしまう自伝的作品の『夜の魚』『笑わない魚』、自分の中に芽生えた性を海で拾ってきた謎の機械によって可視化され、それを拒否しようとする少女の内面を描いた『海から来た機械』。他にも『午後の淫行』『冷たい汗』などあじま先生の中期作品の傑作を集めた一冊。 今では絶版になってしまい古本屋でしか手に入りませんが収録されているいくつかの作品は「Comic新現実vol.3」(角川書店)や文庫の「アズマニア」(早川書房)などでも読むことができます。 批評でなくて紹介になってしまいました(苦笑)
はじめまして〜。
毎日色々ムカツクことが起こっている今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか? このブログでは僕が読んだり観た本・漫画・アニメなどをこれまた僕の独断と偏見によって批評しよう!というものです。 今回は第0回ということで特に何も考えていないので次回からちゃんとやります 笑
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